2020年1月19日日曜日

年末撮影の旅 〜鉄道編〜

 2019年の年末、12月28日に少し撮影の旅に出ました。

 今回は画質の高い写真が多いので、大きく表示するようにしました。※スマートフォンなど一部の環境では写真の大きさが変わらない場合があります。


 まずは内野駅で115系を撮ります。

 内野で折り返す1532Mが入ってきました。この列車は折返しで1529M新潟行になります。車両は新潟1次色のN37編成でした。
内野駅1番線に入線する越後線内野止まりの上り列車1532M
新潟1次色のN37F やはり115系は重厚感が魅力

 続いて、下り新潟行の143Mが入ってきました。143Mは115系を2編成をつないだ6両編成です。車両は懐かしの新潟色N40編成と旧弥彦色N33編成でした。

内野駅2番線に入線する新潟行の143M
懐かしの新潟色N40F+旧弥彦色N33F

 143Mに乗って除雪モーターカーを撮りに関屋駅に向かいます。

 関屋駅では新津発新潟経由内野行の1534Mと交換します。1534Mは信越線区間の新津-新潟 間での列車番号は2531Mで、新潟駅で列車番号が変わります。

・余談
 新潟経由で信越線と越後線を直通する列車は列車番号が変わります。これは、信越線と越後線を直通する場合、直通する場合下りが上りになることを考えれば理解できます。列車番号は上りが偶数、下りが奇数となりますから、奇数から偶数に変えなければなりません。
 一方で白新線と越後線を直通する場合、新潟駅で列車番号が変わることは無く、そのまま走ります。これは列車が直通しても上り下りは変わらないので理解できます。
 では信越線と白新線を直通する列車はどうでしょうか。直通しても上り下りは変わりません。しかし列車番号は変わります。なぜでしょうか。新潟駅で方向転換することが関係しているのでしょうか。私は列車番号の付け方については全く詳しくないのでわかりません。

※矢印は上り方向で矢印に逆う向きは下り
信越線<=新潟=>越後線 直通列車は下りが新潟で上りになる
白新線=>新潟=>越後線 上りは上り、下りは下りのまま直通できる
信越線<=新潟<=白新線 直通しても上り下りは変わらないが進行方向が逆になる

関屋到着 奥のE129系は内野行1534M

関屋駅を出る143M


12/21に撮影した写真


 関屋駅では、以前撮影した除雪モーターカーをじっくり観察しました。前回は夜でしたが今回は昼間だったので明るく、よく写りました。
前回(12/21)撮影した除雪モーターカー →ピカピカな車両たち



 前回の記事でも書きましたが、バスに着いているようなLEDヘッドランプが着いています。今回はわかりやすい写真が撮れました。

灯具類 LEDヘッドランプはバス用のものと思われる

銘板類

銘板部拡大

 銘板を見ると、なんと製造から1ヶ月ほどしか経っていません。どうりでピカピカなんですね。


ラッセルヘッド取付部周辺
チューブが何本もある

 ラッセルヘッド取付部では、ウイング作動用油圧チューブと思われるチューブが繋がっていました。また、車輪の隣にはジャッキのようなものがあり、そこにもチューブが繋がっていました。
 車輪を拡大して撮影したところ、なんと板バネが見えました。板バネはコイルバネや空気ばねより乗り心地は劣りますが、安価で耐久性が高いので今でも事業用車などに使われているようです。鉄道だけではなくトラックでも、荷物を揺れから守るため空気ばねを搭載した車(エアサス搭載車)が増えてきましたが、多少揺れても問題ないゴミ収集車や未舗装地も走るダンプトラックなどのサスペンションは板バネです。

板バネ
 他にも色々と撮影しました。

デッキに出るドアにも旋回窓


ボンネット側面に貼られた環境対策のステッカ

 このあとバスの撮影スポットに向かう途中、鳥や航空機を見かけたので撮影しました。


2020年1月15日水曜日

ピカピカな車両たち

 新年ですから先月は去年ですね。今年最初の投稿ですが内容は去年のものです。
 去年(2019年)の12/21(土)に越後線と信越線に乗りました。そして3つのピカピカな車両を見ました。


・ピカピカな除雪モーターカー

ピカピカな除雪モーターカー
手前が新潟方面で奥が吉田方面 関屋駅 2019/12/21

 関屋駅に除雪モーターカーがいましたが、とてもピカピカでした。新車でしょうか。前の冬に関屋駅にいたものとは明らかに違います。
除雪モーターカー そして115系
※前の冬に関屋にいた除雪モーターカー
2019/1/16


車体側面 足回りもキレイ
運転台が端に寄せられたL字型で側面に乗降ドアは無い

 前の冬の除雪モーターカーは凸型のセンターキャブでしたが、こちらはキャブが端に寄せられた(ボンネットが片側)のL字型です。ボンネットと反対側(ロータリーヘッド側)にデッキが設けられ、乗降ドアはデッキに出る一箇所になったので車体側面にドアはありません。
 また、ラッセルヘッドやロータリーヘッドも車体と同じ色から赤になりました。

吉田方面のロータリーヘッド
こちら側はボンネットが無くデッキが設けられている

折りたたまれたシュータ



 よく見ると、バスに付いているような小糸のLEDヘッドランプが着いています。このLEDヘッドランプはバスのヘッドランプをLED化する際にしばしば用いられ、シールドビームやハロゲンヘッドランプと互換性があります。
 除雪モーターカーというあまり量産されない車両にバス用で広く販売されている部品を用いることで、製造・整備のコストダウンを図っているのでしょう。

 新潟交通に先月移籍したばかりの元名鉄エアロスターも、このLEDヘッドランプを着けています。おそらく新潟交通では初のLED化ヘッドランプ車です。
 LED化ヘッドランプ車:製造時はLED以外のヘッドランプで、後にLEDヘッドランプに交換した車両。最近の新車は製造時からLEDヘッドランプのものが多い。

 12/28にあらためて細部の観察をしました。
バスに付いているような小糸のライト
別日撮影
 この冬は雪が少ないようですが、この車両が活躍する日が来るのでしょうか。




・ピカピカ光るE129系 〜線路設備モニタリング装置搭載車〜


 ホームで入ってくる列車を見ている時、線路がピカピカ光っていると思ったら線路設備モニタリング装置搭載車でした。
 今年の11月初頭に床下が光る列車が通り過ぎていくのを目撃し、それがきっかけで調べてE129系にも線路設備モニタリング装置を搭載した車両があることを知りました。それからというものE129系を見るたびに、装置が搭載されているらしいB9編成ではないか見ていました。
 12/21もB9Fが来ないかと見ていたら光っているように見えたので嬉しくなりましたが、フロントガラスにB7と書いてあるのが見えました。しかしやはり床下が光っていました。
 新潟駅到着後に床下を見るため向かい側のホームに行き、確認しましたら床下に装置がありました。
 残念ながら実際に光っているところは撮れませんでした。
床下に搭載されている線路設備モニタリング装置
   白山<-    ->東新潟・越後石山

 いつか光っている写真も撮りたいですね。




・ピカピカの新車 〜GV-E400系〜

はじめて乗ります

 GV-E400系に乗りました。ピッカピカの新車です。
 朝の2225DがGV-E400になったと知人から聞いておりまさかとは思いましたが、前の土曜までは2238Dはキハ40系があたりまえのように走っていたので、ホームで見てびっくりしました。


 GV-E400系は2019年夏に営業運転を開始したJR東日本の電気式気動車です。基本設計はJR北海道のH100形と同じです。
 電気式気動車とは、エンジンで発電した電気でモータを動かして走る鉄道車両です。欧米では何年も前から走っていましたが、日本では長い間採用されていませんでした。発電用エンジン、発電機、制御装置、モータなど搭載機器が多く、重くなってしまうため、欧米よりも線路や路盤が貧弱な日本には向かなかったのです。日本の鉄道では液体式気動車が主流でした。近年の技術開発により機器の小型軽量化が進み、ようやく日本でも走り始めました。

 走行音の印象としては基本的にディーゼルエンジンの音しか聞こえませんでした。乗る場所によってはVVVF音やモータ音も聞こえるのでしょうか。
 同じLEDライトでもE129系とはすこし違う前照灯は、ロービームが大丈夫かと思うくらい低すぎて驚きました。

3色LED

連結部
新潟方面<-  ->馬下方面

最近の2238Dの車両をまとめました。(うろ覚え)
 ※"運"は運転台、"赤","青"は新潟色の赤,青。タラコ色ではない。

馬下方面 <-
・11/16 運キハ40−587赤運+運キハ47−1511赤+運キハ47−1516?青+運キハ40−???赤運
・11/23 運キハ40−586赤運+運キハ47−1511赤+運キハ47−1516青+運キハ40−587?赤運
・12/07 運キハ40−586赤運+運キハ47−1511赤+運キハ47−1515赤+運キハ40−587赤運
・12/14 運キハ40−586赤運+運キハ47−1511赤+運キハ47−1515赤+運キハ40−587?赤運
・12/21 運GV-E402−5+GV-E401−5運+運GV-E402−4+GV-E401−4運


 キハ40系がどんどん減っているので新津や村上以北にでも撮りに行きましょうか。