2019年8月11日日曜日

折り紙で艦上機 短命だった"カットラス"と頑丈なおチビさん"スカイホーク"

 折り紙で2機の艦上機をつくりました。どちらも退役済みの過去のアメリカ機です。
 個人的にはなかなかうまく折れたと思っています。


 F7U カットラス 〜短命だった先進設計の無尾翼艦上機〜



 1機目はF7U カットラスです。
 速度性能を求めたため艦上機に不向きな無尾翼機でした。そのため離着艦時の事故が多く、たった3年で実戦配備から外れるという短命機でした。
 ちなみに、先進的な無尾翼という設計のため、速度性能は良かったようです。

 離着艦時は低速で大きな揚力を発生させなくてはならないので、無尾翼機のF7Uは機首を大きく上げ迎角を大きく取ることで対応していました。大きく機首を上げるので視界が悪くなります。そりゃ事故が起きるわけです。
 また、機首を上げるために前脚が長くなっているのも特徴です。この長い脚も着艦の衝撃に耐えられずに折れる事故が多かったとか、、、


 使用した紙は、A4コピー用紙から切り出した正方形です。前脚がいらないならば、正方形を半分にした直角二等辺三角形で折れます。
 翼の付け根を段折りしてエアインテイクやエンジン部分を表現しました。垂直尾翼やエンジン部分が主翼後縁から飛びだすよう、主翼後縁を折ったらいいかんじに後退角もつきました。
 垂直尾翼のために折り返した翼端の余った部分は主翼前縁のポケットに差し込んであります。

横から
長い首脚も折りだした
真上から

A-4 スカイホーク 〜頑丈なおチビさんは優等生〜



 2機目はA-4 スカイホークです。
 「軽量、小型、空力的洗練を追求すれば自ずと高性能が得られる」とハイネマンさんがコンパクトに仕上げた艦上機で、翼を折りたたまずに空母のエレベータに載せられたそうです。
 小型軽量な上に構造も簡素化し、とても使いやすかったようです。たくさん積んで短い滑走路から離着陸し、単純な構造が故障のしにくさ、メンテナンスのしやすさに貢献したようです。
 操縦もしやすく運動性能も良かったため、練習機やアクロバット飛行チームにも使われたそうです。まさに優等生!

 今回は、アビオニクスパックを積んでいて背中がふくらんでいるA-4Fをモデルにしました。MiG-29SMTとかC-2とかアグスタのヘリとか背中がふくらんでいるヤツがなんか好きなんです。
 こちらもA4コピー用紙から切り出した正方形の紙を使いまいした。シンプルですがうまく特徴を表現できたと思います。まぁシンプルさもこの機の特徴ですし。
 大きさのバランスを整えるため、主翼と水平尾翼を小さくしました。
横から
上から
よく見ると主翼や水平尾翼の処理の跡がわかる

 今回は撮影の為、ところどころ両面テープやボンドで貼って形を整えています。貼らないと下の写真の手前の2機の試作品のようなかんじになってしまいます。
手前の2機は最終試作品
A-4Fの試作品は15cmの折り紙で折った

 今回は"短命な最先端"と"単純な優等生"という全く異なった性格の2機のアメリカの艦上機を折りました。
 次は、MiG-29やSu-27といったロシア機の調整、去年折ったF-22やF/A-18、F-16といった現代のアメリカ機の折り直しなどをしていきたいと思います。ついでにフィアットG.91も折りたいのですが、機首のインテイク付近をどうつくるか、、、他にも色々折りたいものがありますので、ぼちぼちやっていきます。