2019年2月13日水曜日

そっくりなTu-160とB-1ランサー 折り直し

「おりがみと、、」と名乗っていながら今回が初の折り紙の記事です。


 Tu-160はロシアの超音速爆撃機です。同じく超音速爆撃機のアメリカのB-1ランサーに対抗して作られたようで、機体形状はそっくりです。そのためしばしば「パクリ」と言われます。速さとステルス性能を重視したB-1ランサーより、航続距離や搭載能力を重視したTu-160のほうが一回り大きいです。


突然ですがここでクイズ!

 どちらがTu-160かわかりますか?もう一機はB-1ランサーです。 ※答えはページ一番下
○ヒント
 主翼の付け根の固定翼部前縁の角度や胴体のメリハリが違います。それぞれの機種を画像検索してみてください。
 実機とは大きさの比率が異なります。
そっくりだけど違う



2017年 秋
 この頃私はTu-160にハマっていました。そして折り紙で作りたいと思い、折り始めました。しかし残念ながら(?)出来上がったものはB-1ランサーそのものだったのです。
 次の日にもう一度折った。今度はちゃんとTu-160になるように頑張ったところ、B-1ランサーではない、Tu-160が出来上がりました。そっくりさんを折り分ける時点で完全に自己満足の世界ですが、自分ではうまく2機種の特徴を再現できたと思います。自分の中では傑作でした。
 しかし嬉しくなって、完成したTu-160とB-1ランサーを上着のポケットに入れて持ち歩いたのがマズかったのです。2つの自称傑作は、見るも無残な姿になってしまいました。そして長い間この姿のまま保管されていました。
すっかりシワクチャになってしまった

 そして昨日、この2機を久しぶりに出しました。新しく折り直すためです。上の写真はその時に撮影したものです。
 とりあえずシワクチャなオリジナルを観察しながら折ってみました。オリジナルを折ったのが1年以上前なので、角度の基準や主翼付け根の処理などすっかり忘れてしまいました。忘れてしまったものは仕方ないのでインターネットで実機の画像を見ながら折りました。さらに翼端の処理などオリジナルになかったものも追加しました。言ってしまえばTu-160「改」とB-1ランサー「改」です。
 また自己満足ですが、中々うまくできたと思います。水平尾翼が無いなどツッコミどころ満載ですが、折り紙は「シンプルに特徴を表す」ものだと私は思うので気にしません。


あらためて、どちらがTu-160かわかりますか? ※ページ先頭と同じ写真
約15ヶ月半ぶりに甦った2機
上から
違いがわかる人にはわかる、、、はずである。

 せっかく可変翼機なので、次は音速時の主翼後退角が大きい姿を再現したいと考えております。また、大きさの違う紙で折ってサイズ比を再現したいとも考えております。


以下、までの余白




















クイズの答え:右がB-1ランサー、左がTu-160